※ Microsoft365（旧Office365）Excelの画像で解説しています。
セルの書式設定で斜線を引く方法
- 「ホーム」タブ➔「フォント」グループ➔罫線アイコン横の「▼」をクリック
- プルダウン最下部の「その他の罫線」をクリック
- 「セルの書式設定」の「罫線」タブが開く
- 「スタイル」で線種を選択する
- 「プリセット」の斜線のアイコンをクリックする
- 「OK」をクリックする
「セルの書式設定」の斜線は「左上から右下」「右上から左下」の２種類です。両方とも適用すると、セルの中に✕が引けます。
Excelの罫線を引くペンと消しゴムでセルに簡単に斜線を引いたり消したりできます。
斜線の用途によって正しい向きを設定する
Excelで斜線を引く用途としては、以下のような場合があります。
- 表の列と行の項目を斜線で分ける場合
- 空白のセルに入力値が無いことを示すために斜線を引く場合
- 決済が済んだことを示すために斜線を引く場合
この中で「表の列と行の項目を斜線で分ける場合」は左上から右下への向きで斜線を引きます。その他の空白のセルに入力値が無いことを示すためや、書類の訂正、決済済みの斜線は、一般に右上から左下への向きで斜線を引くのが正しいとされています。
複数の空白セルにまとめて斜線を引く方法
- 斜線を引く複数の空白セルが含まれるセル範囲を選択する
- 「ホーム」タブ➔「編集」グループ➔「検索と選択」をクリック
- プルダウンから「条件を選択してジャンプ」をクリック
- 「選択オプション」が開いたら、「空白セル」にチェックを入れる
- 「OK」をクリックする
- 範囲の中の空白セルがまとめて選択される
- 「セルの書式設定」の「罫線」タブを開き、「プリセット」の斜線のアイコンをクリックする
- 「OK」をクリックする
複数のセルをまたいで文字の上に斜線を引く方法
「罫線」で斜線を引く
※この方法では行数と列数が同じである必要があります。
- 行と列を１つずつずらした位置の複数のセルをCtrlキーを押しながらクリックして選択する
- 「セルの書式設定」の「罫線」タブで「プリセット」の斜線のアイコンをクリックする
- 「OK」をクリックする
- 同様に、対角線のセル範囲にも斜線を入れる
「図形」で斜線を引く
- 「挿入」タブ➔「図形」から「線（直線コネクタ）」をクリック
- 斜線を引きたいセル範囲の上でドラッグして斜めの直線を引く
図形で引いた斜線は拡大縮小・移動・色の変更・線の太さの変更・線種の変更が簡単にできます。
斜線を消す方法
- 「セルの書式設定」の「罫線」タブで「プリセット」の斜線のアイコンをクリックして解除する
- 「ホーム」タブ➔「フォント」グループ➔罫線アイコン横の「▼」をクリック、プルダウンから「枠なし」をクリックする
- 「ホーム」タブ➔「編集」グループ➔「クリア」➔「書式のクリア」をクリックする
