※ Microsoft365(旧Office365)Excelの画像を使って解説しています。
Excelで住所を入力したら、数字部分の「2-5-6」が日付の「2002/5/6」に勝手に変換されてしまいます。解除するにはどうしたらいいでしょうか。
Excelでは「-ハイフン」や「/スラッシュ」で区切られた数字は日付に変換されます。日付に変換された入力値を元の数字に戻すことはできません。以下のどちらかの方法に従って、入力し直して下さい。
- セルの「表示形式」を「文字列」に変更する
- 入力する数字の先頭にキーボードで「’アポストロフィ」を打ち込む
表示形式を「文字列」に変更して数字が自動で日付に変わるのを回避する
「ホーム」タブで表示形式を変更
「ホーム」タブ➔「数値」グループにある「表示形式」のボックスが「日付」となっていると思うので、これをクリックしてプルダウンリストを引き出し、「文字列」をクリックします。
「セルの書式設定」で表示形式を変更
セル内で右クリックし、メニューから「セルの書式設定」をクリック、または、Ctrlキーと1キーを同時に押して「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示させ、「表示形式」を「文字列」に変更します。
繰り返しになりますが、既に日付に変換された入力値のあるセルの表示形式を変更しても元の数字には戻りません。5桁のシリアル値(日付を数値化した数字)になるだけです。表示形式の変更後に入力し直しましょう。
先頭に「’アポストロフィ」を入力して数字が自動で日付に変わるのを回避する
入力する数字の先頭にキーボードで「’アポストロフィ(シングルクォーテーションともいいます)」を打ち込むことで、数字が自動で日付に変換されるのを回避することができます。