Excel(エクセル)ARRAYTOTEXT関数の使い方|配列を文字列に変換する
使用関数:ARRAYTOTEXT
ARRAYTOTEXT関数とは?
ARRAYTOTEXTの読み方と意味
ARRAYは「配列」を意味する英語で、TOTEXTは「テキストに変換する」ということです。
アレイ・トゥー・テキストと読みます。数式や書式を無視して配列をテキストで表示させる関数です。
ARRAYTOTEXT関数の使い方
ARRAYTOTEXT関数は「数式」タブ→「関数ライブラリ」→「文字列操作」に格納されています。一覧の一番上にある「ARRAYTOTEXT」をクリックします。
ARRAYTOTEXT関数の引数は2つです。
ARRAYTOTEXT関数の第一引数:配列
ARRAYTOTEXTの第一引数「配列」には文字列に置き換える配列の範囲を指定します。多くは、セル範囲をドラッグで指定します。
ARRAYTOTEXT関数の第二引数:書式
ARRAYTOTEXTの第二引数「書式」には返される文字列の書式を「0」か「1」で指定します。この指定は任意で、「0」なら省略することもできます。
- 「0」を選択すると、値がカンマで区切られて、横一列の文字列に変換されます
- 「1」を選択すると、配列数式の文字列に変換されます
ARRAYTOTEXT関数の引数ダイアログでの指定は以下のようになります。1行に表形式で入力された個人情報を取り出して文字列に変換した例です。
書式を「0」にした場合の結果は「1, 相沢 泉, 女, 25」、書式を「1」にした場合の結果は「{1,”相沢 泉”,”女”,25}」となります。