※ Microsoft365(旧Office365)Excelの画像で解説しています。
緑の三角マークはエラーインジケーターです。
三角マークが出ているセルに#VALUE!や#DIV/0などのエラー値が表示されている場合は明らかにエラーですが、セルに入力値や数式の結果がそのまま表示されている場合はエラーの可能性があることを意味しています。どんな種類のエラーなのか確認するには左横のアイコンをクリックします。エラー原因が特定できれば、そのエラーを直した方がいいのか、無視していいのかを判定できます。
緑の三角マークを一度に消す方法
Excelでセルの左上に出る緑の三角マーク(エラーインジケーター)を一度にまとめて消すには、同じエラー原因の三角マークが付いたセル範囲をまとめて選択し、黄色いアイコンをクリック、リストから「エラーを無視する」をクリックします。
「ファイル」タブ➔「オプション」をクリック。「数式」タブに切り替え、「エラーチェック」➔「バックグラウンドでエラーチェックを行う」のチェックを外せば、三角マーク(エラーインジケーター)は表示されなくなります。
しかし、この方法ではエラーチェック機能そのものを無視してしまうため、直すべきエラーに対処できなくなるので、お勧めできません。緑の三角マークにイライラさせられたとしても、本当に問題があって気付かずにいるよりはいいでしょう。
一部のエラー原因だけ無視して三角マークを一度に消す方法
「Excelのオプション」➔「数式」タブ➔「エラーチェック」の下にある「エラーチェックのルール」で、無視するエラー原因に該当するチェックを外します。
住所の数字とハイフンが日付と誤認されるケースのように、データ表の性質上、数多く表示されてしまう三角マークがあります。これらはエラー原因が同一なので、該当するエラーの種類だけを無視すれば一括で消すことができます。エラーチェックも一部無効になるだけなので、おすすめの方法です。