規則性を持って連続する文字や数字を一気に自動入力してくれる機能。それがオートフィルです。1月.2月.3月…、月.火.水…など予測可能な文字列を効率良く入力できます。
オートフィルの操作方法
一つ目のセルに「月曜日」と入力してみましょう。
右下角にある四角い突起はフィルハンドルと呼ばれる操作の起点です。
ここを目指してマウスカーソルを近づけると、カーソルの形が黒い十字形に変わります。
その時点でマウスボタンを押し、そのまま手を放さずに下方向へドラッグします。
曜日が順序に従って一気に並びました。
オートフィルの基本操作はこれだけです。
横方向へドラッグして使うこともできます。
入力してフィルコピーすると冒頭セルの書式(罫線や背景色など)までコピーされてしまうのを回避する操作です。
初期設定されている連続データのいろいろ
連続文字の主だったものは日常的に使うデータとして初期設定されています。幾つか例を挙げてみましょう。
英字の月や曜日は略称でもOK。
日付の場合はちょっと注意が必要!
1と数字だけ単独で入力すると1111と入力されちゃう。数字だけで連続させたい時は1行目に「1」、2行目に「2」を入力し、二つのセルを一緒に選択してドラッグしよう!
Excelのオートフィルは超便利な機能ですが、数字を扱う際にちょっと戸惑うことがあります。数字のオートフィル操作の留意点と連番オートフィルの応用例などをまとめました。
数式のコピーもオートフィル
数式をオートフィルコピーすると、基になる数式をそのままコピーするのではなく、セル番地を規則的に変化させて計算してくれます。
同じ計算式を繰り返し入力する手間を省き、ドラッグするかダブルクリックするだけで連続的にまとめ計算します。