※ Microsoft365(旧Office365)Excelの画像を使って解説しています。
Excelで「行」または「列」を選択するには、この2種類の方法がおすすめです。
- ①マウス操作で行番号・列番号を選択する
- ②マウス無しでショートカットキーを使う
記事の内容
今回の記事内容は「Excelで行列を選択するマウス操作と便利なショートカットキーの解説」になります。
マウス操作で素早く「行」全体を選択する技
- 行番号(Excel画面の一番左に縦に並ぶ数字)にカーソルを接近させる
- ポインターが黒い右向きの矢印に変わる
- そのまま行番号をクリックする
- 行全体が選択される
マウスを使って操作するなら、このやり方が一番早いと思います。マウス無しのキーボード操作だけで「行」を選択するなら、次章のショートカットキーを使った方法を実行して下さい。
飛び飛びの複数行を選択するには?
隣接していない、飛び飛びの行を選択するには、Ctrlキーを押しながら行番号をクリックしていきます。
マウス無しで「行」全体を選択するショートカットキー
- 入力モードが半角英数になっていることを確認する
- 選択したい行のセルをクリックする
- Shiftキー+Space(スペース)キーを同時に押す
- 行全体が選択される
入力モードが日本語入力になっている場合、標準の設定では半角スペースが入るショートカットが優先されるので気をつけましょう。Shift+Spaceで行選択できない時は、もう一度、入力モードを確認しましょう。
マウス操作で素早く「列」全体を選択する技
- 列番号(Excel画面の一番上に横に並ぶアルファベット)にカーソルを接近させる
- ポインターが黒い下向きの矢印に変わる
- そのまま列番号をクリックする
- 列全体が選択される
マウスを使って操作するなら、このやり方が一番早いと思います。マウス無しのキーボード操作だけで「列」を選択するなら、次章のショートカットキーを使った方法を実行して下さい。
飛び飛びの複数列を選択するには?
隣接していない、飛び飛びの列を選択するには、Ctrlキーを押しながら列番号をクリックしていきます。
マウス無しで「列」全体を選択するショートカットキー
- 入力モードが半角英数になっていることを確認する
- 選択したい列のセルをクリックする
- Ctrlキー+Spaceキーを同時に押す
- 列全体が選択される
入力モードが日本語入力になっている場合、標準の設定では半角スペースが入るショートカットが優先されるので気をつけましょう。Ctrl+Spaceで列の選択ができない時は、もう一度、入力モードを確認しましょう。
複数の行列をマウス操作で選択するには?
選択する行列範囲の先頭の行番号・列番号にカーソルを接近させ、ポインターが矢印になったら、一気にドラッグして複数の行列を選択します。
複数の行列をショートカットキーで選択するには?
行または列を選択した状態で、Shiftキーを押しながら上下左右4方向のキーのどれかを1回押すごとに隣接する1行または隣接する1列が選択範囲に含まれます。
Macで行列を選択するショートカットキー
MacもWindowsも行列を選択するショートカットキーは基本的に同じです。違う点はキーボードの表記だけで、配列の位置もほぼ同じなので、分かりやすいはずです。
Macで行を選択するショートカットキーは上向きの矢印キー(=Shiftキー)+Spaceキーです。
Macで列を選択するショートカットキーはControlキー+Spaceキーです。
まとめ
- Excelで行全体または列全体を選択する操作は、マウスを使うなら行番号・列番号をクリック(複数の行列を選択するならドラッグ)するのが最速の方法でしょう。
- マウスを使わずに行列を選択する場合はショートカットキー「行選択:Shift+Space」「列選択:Ctrl+Space」が便利ですが、入力モードの確認が必要です。(日本語モードでは行列の選択ショートカットが効かない)
- 行列の選択はExcelの作業中に繰り返し行う操作です。時間と労力を省くために、最速技やショートカットキーを業務に活用して下さい。