※ Microsoft365(旧Office365)Excelの画像で解説しています。
取り消し線(一重線)をショートカットキーで簡単に引く方法
取り消し線を引きたいセル、または一部の文字を選択して、ショートカットのCtrlキーと5キーを同時に押します。
引いた取り消し線(一重線)をショートカットキーで消す方法
取り消し線を消したいセル、または一部の文字を選択して、ショートカットのCtrlキーと5キーをもう一度押します。
取り消し線を二重線にする方法
1.テキストボックスを挿入する
「挿入」タブ➔「テキストボックス」➔「横書きテキストボックス」をクリックし、テキストボックスをドラッグで描画します。
2.文字を入力する
テキストボックスに文字を入力します。
3.二重の取り消し線を引きたい文字を選択する
テキストボックス内の二重取り消し線を引きたい文字をドラッグで選択します。
4.右クリックして「フォント」を選択する
選択した文字の上で右クリックし、メニューから「フォント」をクリックします。
5.「フォント」で二重取り消し線を設定する
「フォント」ダイアログボックスが開いたら、文字飾りの「二重取り消し線」にチェックを入れます。
6.「OK」をクリックする
「OK」をクリックすると、選択した文字部分に「二重取り消し線」が付きます。
二重の取り消し線を引くショートカットキー
テキストボックスの二重取り消し線を引きたい文字を選択して、ショートカットのAltキー➔Hキー➔FNキー➔Lキー➔Enterを順番に押します。
このショートカットキーのように、Altキーから始めるExcelショートカットについては以下の記事で詳しく
ショートカットのCtrlキー+Shiftキー+Fキーで「フォント」ダイアログを出した後、Lキー➔Enterを順番に押す操作でも二重取り消し線が引けます。
取り消し線の色を変えて二重線にする方法
官公庁の文書で訂正する文字に取り消し線を引く場合、訂正する部分を赤の二重線で「見え消し(取り消し線のこと。訂正する文字が見える状態で打ち消すという意味)」をするのが決まりだそうです。取り消し線を引く時は、Excel書類の重要度に応じて一重線と二重線を使い分け、線の色を赤に変更する必要があるかもしれません。
フォントから取り消し線の色を変更すると、文字色も一緒に変わってしまいます。そこで、図形でセルの真ん中に線を引く方法を採ります。
1.文字の真ん中に図形で横線を引く
「挿入」タブ➔「図形」から一覧を引き出して「線」をクリックします。訂正する文字の真ん中に線を引きます。Shiftキーを押しながら引くと真っ直ぐな横線が引けます。
2.取り消し線の色を変える
「図形の書式」タブ➔「図形のスタイル」➔「図形の枠線」をクリックして、取り消し線の色を設定します。
3.取り消し線を二重線にする
選択された線の上で右クリックし、「図形の書式設定」をクリックします。「図形の書式設定」作業ウィンドウで「線」➔「一重線/多重線」から「二重線」をクリックします。
4.取り消し線を太くする(必要なら)
二重線をもっと太く、はっきりさせたい場合には、「幅」を太くします。