PowerPointアニメーションで「一つずつ順番に出て流れる」動きを付けるには？

Step 1. スライドにテキストボックスを挿入する

スライドに横書きテキストボックスを描画し、動きを付ける文字を入力します。

もっと文字数の多い文章でも、きれいに流れます

Step 2. 文字が一度に横へ流れていく動きを作る

Step 1. 文字を一つずつ順番に動かす設定をする

操作の手順

1. 「アニメーションウィンドウ」を開く
2. 表示された２つのアニメーションを選択、右横の「▼」をクリック
3. 「効果のオプション」をクリックしてダイアログボックスを開く
4. ダイアログボックス➔「効果」タブの「テキストの動作」を「文字単位で表示」に設定する

「アニメーションウィンドウ」が開いていなければ、「アニメーションの詳細設定」グループにあるボタンをクリックします。

Step 2. 書き込まれていく文字のように、文字間の速度を遅延させる

ダイアログボックス➔「テキストの動作：文字単位で表示」を設定すると、その下に表示される「文字間で遅延」がデフォルトで「10％」と設定されます。これは最初の文字が出る動作から10％遅延して次の文字が現れるということです。アニメーションの動作を確認して、問題がなければ変更する必要はありませんが、文字を目で追うのに、ちょっと速度が速すぎると感じたら、15％～20％くらいに修正するといいでしょう。

Step 3. 最初と最後の動きを滑らかにしてアニメーション同士をつなげる

絶対に必要な設定ではありませんが、開始と終了の２つのアニメーションをもっとスムーズにつなげたい時は、「効果のオプション」ダイアログボックス➔「効果」で「滑らかに開始」と「滑らかに終了」の時間を秒数で指定します。この設定により、アニメーションの最初と最後の動きに余裕を持たせることができます。

この例では「開始」「終了」両方のアニメーションの最初と最後の動きに0.5秒の遅延を指定しています。

Step 1. 「強調」アニメーションを追加する

操作の手順

1. テキストボックスを選択して「アニメーションの追加」をクリック、「強調アニメーション」から選んでアイコンをクリック（この例では「拡大/収縮」）
2. 右横にある「効果のオプション」で「縦方向」をクリック
3. もう一度、右横にある「効果のオプション」から「大」をクリック

効果のオプションで「両方向」「横方向」を指定すると文字が重なります。演出より読みやすさを重視する場合はおすすめしません。

Step 2. アニメーションの順序を変更する

操作の手順

1. 必要があれば、アニメーションの「継続時間」の秒数を修正（この例では「１秒」）
2. 「タイミング」グループにある「アニメーションの順序変更」➔「順番を前にする」をクリック
3. 「アニメーションウィンドウ」で右横の「▼」をクリックし、「直前の動作の後」をクリック

開始のタイミングを「直前の動作の後」に設定すると、強調アニメーションの時間配分が前のアニメーションの後にずれて表示されます。