見積書【2】のデザインと対になった請求書です。自動入力、自動集計機能を日付や明細に適用し、実務での入力箇所を最小限にしています。下図は完成した請求書のサンプルです。この作成手順をステップバイステップでたどっていきます。
請求書作成のプロセス
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個人や個人事業主が発行する請求書の作成方法で、まず、骨格となる記載項目の選定から始めましょう。
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レイアウトの基礎作りに入ります。下準備として項目の配置を決め、それに従ってSheetのセルを配分します。ここさえクリアすれば後の作業はラクにいけるはずです。
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ここでは請求書の外観を一気に整えます。配色とフォントを選び、同系色の濃淡で罫線や塗り潰しを行い、スタイリッシュな印象を付加するためにポイントカラーを効かせます。
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請求書に固定するテキストを入力し、体裁を整えていきます。記載されるべき項目を適切な場所に配置し、外観を仕上げましょう。
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ここでは報酬から源泉徴収税を控除した金額を請求する場合を解説します。源泉徴収の記載例と、消費税の扱い方、Excelで源泉徴収税を自動表示させる計算式をまとめました。
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作成した請求書のテンプレートに実際の案件を入力する際、時間と労力を節約するために関数・四則演算を使って作業の効率化を図ります。
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「月末」「月初」を導くEOMONTH(エンド・オブ・マンス=イーオーマンス)はシンプルで、とても手軽に使える便利な関数です。
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請求書発行日から10営業日以内の支払期限を設けた場合などで、土・日・祝祭日を除外して期日を導き出す時はWORKDAY関数を使います。
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土曜が出勤で水曜と日曜が休みというようなケースではWORKDAY.INTL関数を使います。
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基調のカラーにアクセントカラーを2箇所入れたデザインの請求書です。それぞれグレー系とアクア系があり、無料でダウンロードできます