Excel・Wordで「名前を付けて保存」する【時短】ショートカット

Excel・Wordで「名前を付けて保存」する【時短】ショートカット
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※ Microsoft365(旧Office365)Excel・Wordの画像で解説しています。

「名前を付けて保存」はExcelやWordの作業中に繰り返し実行する基本操作です。最近のバージョンでは自動バックアップ機能が働いてファイルの保存し忘れをカバーしてくれますが、復元するファイルを選択するのはわりと手間です。やはり、小まめにファイルの保存を実行するのがベストです。

名前を付けて保存する操作は一般的に、右クリック➔「名前を付けて保存」をクリックで実行することが多いと思います。「ファイル」タブに切り替えてメニューの「名前を付けて保存」をクリックすることもあるでしょう。

本記事ではもっと簡単に、マウスを使わずにキーボードでショートカットキーを押すだけで「名前を付けて保存」を実行する操作方法をご紹介します。

Excel・Wordで「名前を付けて保存」する時短ショートカットはファンクションキー「F12」を押すだけ!

F12」はパソコンのキーボードの一番上に並んでいる「F1」~「F12」の最後のキーです。
Excel・Wordで「名前を付けて保存」する時短ショートカット1

「F1」~「F12」はファンクションキーといい、ExcelやWordのOfficeアプリでは、繰り返し操作するコマンドを呼び出す便利なショートカットとして使われます。Excelで表計算しているなら、絶対参照にするF4キーはよく使うと思います。

Excel・Wordで「F12」を実行した後のショートカット

ExcelまたはWordで「F12」を押すと、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きます。
Excel・Wordで「名前を付けて保存」する時短ショートカット2

保存場所を移動するショートカット

Altキー+上矢印(↑)でPCに戻り、そこからAltキー+左矢印(←)でフォルダを移動できます。

ファイル名のボックスに移動するショートカット

Altキー+Nキーでファイル名の入力ボックスに移動できます。

ファイルの種類のボックスに移動するショートカット

Altキー+Tキーでファイルの種類の入力ボックスに移動できます。そこから下矢印(↓)でプルダウンリストを開き、保存するファイル形式が選べます。

「F12」を押しても効かない時の対処法

ノートパソコンでは「F12」を押しても効かないかもしれません。そんな時はキーボードの一番下(多くはCtrlキーの右横あたり)にあるFn」キーを押しながら「F12」を押します。

Excel・Wordで「名前を付けて保存」する時短ショートカット3

普通のパソコンでも機種によっては「F12」キーが効かない場合があります。その場合も「F12+Fn」で対処できます。

また、「Esc」キーと「Fn」キーを同時に押すと「Fn」にロックが掛かり、「F12」が使えるようになります。
Excel・Wordで「名前を付けて保存」する時短ショートカット4

ショートカットキーは繰り返し実行する基本操作を短縮してくれる便利な機能です。

マウスが使えない状況下でExcelやWordの作業をしなくてはならないことがあります。そんな時、「F12」から「名前を付けて保存」ダイアログボックスを開き、最初から最後までマウスを使わずにキーボード操作のみでファイルの保存を完了できます。
「F12」だけ覚えておけば、「名前を付けて保存」ダイアログのどこにもショートカットキーの表示があるので、Altキーを押しながら表示キーを押していきましょう。リストは矢印キーで移動、選択ができ、確定はEnterを押します。

ExcelやWordで「名前を付けて保存」を実行するショートカット「F12」をぜひ覚えて下さい!

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