Excel(エクセル)のAREAS関数の使い方|領域数を数える
AREAS関数の基本的な使い方を図解していきます。
使用関数:AREAS
AREAS(エリアス)関数とは?
AREASは「エリア」の複数形で、指定したセル、またはセル範囲の個数を数える関数です。使用頻度の高い関数とは言えません。
AREAS関数の引数と書式
「数式」→「関数ライブラリ」→「検索/行列」からAREASを選択します。
AREAS関数の引数「参照」の指定
AREAS関数の引数は一つ。「参照」に領域を指定します。
以下の色付きセル範囲(領域)を指定してみます。
引数「参照」に複数の領域を指定する時は二重カッコにする
領域を一つだけ指定する場合はクリックやドラッグで入力するだけです。
複数の領域を指定する場合は半角カンマで区切りますが、通常の引数の記述と同じになるので区別するためにカッコを二重にします。
領域数が返りました。
引数「参照」をセル参照で指定
AREAS関数の引数に領域をセル参照で指定します。数式がコンパクトになります。
複数の領域の重なり合うエリアを数える
2つの領域を半角スペースで区切って指定すると、その重なったエリアの数が返ります。
下図のように3つのエリアが重なっている場合は、カンマで区切ってカッコで括った複数の領域と、重なっている一つの領域を半角スペースで区切ります。
領域の重なったエリアの個数「2」が返りました。
数式 =AREAS(C4:D7 (B2:C5,C7:C9))
AREAS関数の使い方 まとめ
- AREASは領域の個数を数える関数です
- 引数「参照」に複数の領域を指定する場合は半角カンマで区切り、数式のカッコを二重にします
- 複数の領域の重なり合うエリアを数える場合は指定する領域を半角スペースで区切ります