資料文献の作成はまず、スタイルの選択から

文中の引用文献テキストのスタイルによる比較

引用文献のスタイルについて

「資料文献(引用文献・参考文献)」を挿入し、「文献目録」を作成する時には、最初にAPA, IEEEといった国際標準のスタイルを選定することから始めます。

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「著者名、年」方式(APA, MLA他)と「参照番号」方式(IEEE他)

引用文献を挿入する際は、まず、模範となる表記法の一覧から作成物に合ったスタイルを選ぶことから始めます。
「参考資料」タブに切り替えて、「引用文献と文献目録」グループにある「スタイル」の▼ボタンから一覧を引き出します。
「引用文献と文献目録」グループのスタイルをクリック

引用文献の書き方には大きく分けて2種類あります。
一つは、引用文の末尾に簡略な出典情報「著者名と年」(MLAは著者名とページ番号)を記載するタイプ(ハーバード方式)。
引用文献のハーバード方式の例
もう一つは、引用文の末尾に出現順に番号を振るタイプ(バンクーバー方式)。
引用文献のバンクーバー方式の例
どちらも、文書の最後に「文献目録」を置いて詳細な情報を一覧表示させます。

Wordの一覧の中で、引用番号を表示するバンクーバースタイルは「IEEE」と「ISO 690:参照番号」の2つで、後は、「著作名と年」または「著作名」表示のハーバードスタイルになります。
バンクーバー方式の「IEEE」と「ISO 690:参照番号」
どれを選択すればいいのか迷うところですが、例えば、「IEEE」は電気・通信・電子・情報工学系でよく使われ、人文系なら「Chicago」「MLA」、社会科学系なら「APA」というように、分野によって、おおよそ使うスタイルが決まっているようです。「SIST02」は日本語対象ですが、科学技術分野が主なので、文系の論文で使うならChicagoやMLAの方が一般的かもしれません。(何れにしても教官等の指示に従うのが一番ですね)
※こちらのサイト→ 引用文献の書き方・参考文献との違い・スタイル別の記載方法に詳しい記述があります。

スタイルによる表記の違い(文中の引用文献テキスト)

文中のテキストの表記に限って言えば、違いは「MLA」が著者名だけ、括弧の形はほとんどが角括弧[]で「SIST02」のみ丸括弧()、他はカンマが有るか無いかくらいです。
文中の引用文献テキストのスタイルによる比較

スタイルによる表記の違い(文献目録)

「文献目録」の表記では、もう少し違いがはっきりします。
下図はハーバード方式スタイルの目録表記の比較です。多くは順番が前後している程度の違いですが、「GOST:タイトル順」は書籍名が先頭にきます。
文献目録のスタイルによる比較
バンクーバー方式の2つは角括弧が番号に付いてるかいないかの違いと、下図は印刷プレビューなので判りませんが「IEEE」は目録全体が表形式になっています。
参照番号方式の文献目録のスタイルによる比較

スタイルを選んだら、次は、引用文献の挿入と文献目録の作成

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