スタイルの追加・作成
オリジナルのスタイルを作成して、ギャラリーに追加する手順です。既定のスタイルを基準にして作る方法と、気に入った書式をスタイルとして登録する方法を図解します。
規定のスタイルを基準にして作る
「スタイルギャラリー」に並ぶのは、使用頻度が高い要素のスタイルたちです。
ここに無いスタイルを新たに作成する場合、最も近いと思われるスタイルを規定のものから探し、それを下敷きにするのが早道です。
※「スタイルギャラリー」に表示されているのは規定スタイルの一部です。
スタイルギャラリーに無いスタイルを全て見るには?
例として、規定のスタイル「引用文2」を基準に、「論文・Point解説」というオリジナルのスタイルを作ってみることにします。
「スタイル」の右下角にある斜め矢印をクリックし、
スタイルの作業ウィンドウを開き、「引用文2」を選択してから、画面下にある「新しいスタイル」ボタンをクリックします。
「書式から新しいスタイルを作成」ダイアログが開きます。
「名前」と「種類」
「書式から新しいスタイルを作成」ダイアログ画面上部の「プロパティ」の1行目「名前」を入力します。簡潔で要を得た名前で、何よりも自分が管理する上で判りやすく扱いやすい名前を付けましょう。
2行目の「種類」横のボックスをクリックしてリストを引き出し、「段落・文字・リンク・表・リスト」の中から、作成するスタイルに合った種類を選びます。
「段落スタイル・文字スタイル」と「リンクスタイル」の違い
この例では、文中の文字列への使い回しはしたくないので「段落」を選択しました。
「基準にするスタイル」と「次の段落のスタイル」
次の「基準にするスタイル」はもちろん、「引用文2」となっていると思うので、そのままでOKです。
最後の「次の段落のスタイル」とは、新しく作った「論文・Point解説」スタイルの段落を入力し、Enterキーで確定した直後に適用されるスタイルです。
この例では、本文の途中に差し挟む短い解説文をイメージしているので、「標準」を選択します。
書式を修正してスタイルギャラリーに追加
「書式から新しいスタイルを作成」ダイアログの下半分で書式の修正を行います。
フォントサイズ、色、配置、1字インデント、簡単な行間や段落前後の間隔などは「書式」に並ぶボックスやボタンで簡単設定。より詳細な修正は最下部の「書式▼」ボタンからリストを引き出して操作します。
書式の修正が終わったら、「スタイルギャラリーに追加」をチェックして「OK」。
「ホーム」の「スタイル」に表示されました。
気に入った書式からスタイルを作成する
スタイルとして登録しておきたい書式があったら、その範囲を選択して右クリック →ミニツールバーのスタイル →「スタイルの作成」をクリックします。
「書式から新しいスタイルを作成」のミニ・ダイアログボックスが開きます。
「名前」を入力して「OK」。
「ホーム」の「スタイル」に表示されました。