アウトライン レベルについて
「アウトラインレベル」は段落に付ける階位のことです。
段落書式の一つで、整理された文書を組み立てる骨格の要になります。
最上位の段落には「レベル1」が付き、数値が上がるほど位は下になります。最下位レベルは「9」で、その下に位無しの「本文」がきます。「本文」は貴族社会で言うところの「一般庶民」のポジションですね。
基本的な階層構造で、アウトラインレベルを付ける段落は「見出し」です。
目次作成の番外テクニックなどで「見出し」以外にレベルを設定する場合もありますが、通常は「レベル1」=「見出し1」、「レベル2」=「見出し2」・・・です。
下図は見出し1~3までを使った構成例です。
上位レベルが下位レベルと本文を配下に従える構図がイメージできると思います。
アウトラインレベルは、白紙から作っていくこともできますし、既に章立て(章・節・項に分岐させる)して完成された文書に後から設定することもできます。
章立てについては、以下の記事で詳しく解説しています。
また、階層構造に特化した「アウトライン」という表示モードもあります。これは文書の作成段階で使うというより、全体の構成を確認する時や修正作業の時に役立ちます。
アウトライン表示での操作
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