リーダーが表示されない?…時の確認事項と対処法
「タブとリーダー」ダイアログボックスでリーダーを設定したにもかかわらず、リーダー線が表示されない!・・・時には、以下のことを確認・実行してみて下さい。
リーダー設定する段落を選択していない
灯台下暗しというか、意外と多いのがこれです。
タブ及びリーダーは段落に適用される書式です。設定する時も修正する時も範囲を選択する必要があります。
選択しないで設定すると、カーソルがある段落だけに適用されます。その段落が範囲外でタブと無関係ならリーダーは表示されません。
リーダーが表示されない時は、範囲がちゃんと選択されているか確認してみて下さい。
リーダーを設定すべきタブ位置を間違えている
タブ揃えの設定をした段落にダイアログボックスでリーダー線を付ける設定をしようとすると、「タブ位置」の選択を誤ることがあります。
下図の赤○がリーダーを表示させる位置です。
「身長」は「中央揃え」でタブ設定してあり、数値は「小数点揃え」でタブ設定してあります。ルーラー上にそれぞれのタブ位置のマーカーが装着されていますね。
ダイアログボックスでリーダーを設定するときは、この「タブ位置」のどちらかを選択します。
結論を言うと、下のタブ位置「5.37字」を選択するのが正解です。
「0.93字」を選択してしまうとリーダーは表示されません。
この状況の詳細については前記事▶「タブとリーダー」で文字列間を点線でつなげる で解説しています。
リーダーが表示されない時は、設定した「タブ位置」を確認してみて下さい。
複数のリーダー設定の際に、手順を抜かしている
「タブとリーダー」ダイアログボックスで複数のリーダーを一括設定する時、一つの「タブ位置」の設定が終わったら「設定」ボタンをクリックします。
これは必須の手順で、「タブ位置」ごとに行う必要があります。
この手順を抜かすと、一番最後の設定だけが適用され、その前の設定は全て無かったことになります。
リーダーが表示されない時は、「設定」ボタンをクリックしたかを確認してみて下さい。
リーダーを表示させる間隔が十分でない
リーダーでつなぐ文字列同士の間隔が狭いと、表示されないことがあります。
ルーラー上のタブマーカーをずらして間隔を広げれば表示されます。
リーダーの設定手順は、こちらから。
- リーダーを設定する時は必ず範囲を選択する
- リーダーを設定するタブ位置を間違わないようにする
- 複数のリーダーを設定する時は、1タブ設定ごとに「設定」ボタンを押す
- リーダーの表示位置の間隔を広げてみる