ワード使いこなしの基礎と応用

組み文字をきれいに作るコツ

「組み文字」は文字列を上下2段に区切って1文字分で表示できる機能です。主に会社形態の表記(株式会社)や単位のカタカナ表記(キロメートル)などで使われます。組み文字の基本的な実装方法と表示を修正する手順について図解します。

目次


組み文字の作り方

組み文字にしたい文字列を選択して、「ホーム」タブ「段落」グループにある横に引き伸ばされたAの形の「拡張書式」ボタンをクリック、プルダウンリストから「組み文字」を選択します。
「拡張書式」ボタンから組み文字をクリック
「組み文字」ダイアログボックスが開き、「対象文字列」に選択した「株式会社」が表示されています。
「組み文字」ダイアログボックス
「OK」すると、組み文字が適用されました。
株式会社の組み文字
実際に使う時は下図のような表記になります。
組み文字を使った表記

組み文字のサイズ

組み文字を一番作りやすいのは4文字です。
上記の「株式会社」の組み文字は、文字サイズが自動で「9pt」になっています。元のサイズが「18pt」なので丁度50%で作成されたということですね。
組み文字は自動で50%のサイズになる
ですが、5文字以上では50%サイズだと少し見づらいかもしれません。
5文字以上の組み文字でサイズが50%の場合
フォントの種類や前後の文字列にもよりますが、文字が小さすぎると感じたら、1~2ptほどサイズを大きくしてみましょう。
ダイアログで組み文字のサイズを変更
下図は修正前と、+2ptの修正を加えた後の組み文字です。
修正前と+2ptの修正後

組み文字の区切りを修正する

組み文字を作ると、自分の意図とは違う場所で区切られることがあります。
例えば「平方メートル」が「平方メ」と「ートル」で区切られるといったケースです。
「平方メートル」が「平方メ」と「ートル」で区切られる
これを「平方」と「メートル」で区切るようにするには、「フィールド コード」を表示して修正します。

修正したい組み文字を選択して右クリックし、開いたコンテキストメニューの「フィールドコードの表示/非表示」をクリックします。
組み文字を選択してフィールドコードの表示/非表示をクリック
組み文字を形成する構文が表示されます。
組み文字を形成する構文
「平方メ」の「メ」を選択し、「ートル」の前にドラッグして移動させます。(「メ」を消して「ートル」の前に入力し直してもOK)
「平方メ」の「メ」を選択し、「ートル」の前にドラッグして移動
修正が完了したら、フィールドコード上で右クリックして、再びコンテキストメニューの「フィールドコードの表示/非表示」をクリックして元の表示に戻します。
フィールドコードの表示/非表示
区切りが変わりました。
組み文字の区切りが変わった

5文字組みの修正

もう一つ、「○○」「○○○」という構成の5文字の漢字を組み文字にする場合のちょこっとした裏技です。
例えば、「代表取締役」という組み文字を普通に作った場合、
「代表取締役」という組み文字を作成
下図のように作成されます。
5文字の組み文字の表記
こんな場合は、「代 表取締役」と代表の間に全角スペースを入れてから、組み文字機能を適用すると、
全角スペースを入れてから、組み文字機能を適用
見栄えのいい組み文字になります。
修正後の組み文字の表記


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