B1サイズについて詳細解説

B1サイズについて詳細解説
紙のサイズ

B1サイズについて詳細解説|cm・px・inch・設定・郵送

ここではB1のサイズ規格・寸法、A1サイズ・B2サイズとの比較、パワポ・Photoshop・イラレの各種アプリケーションでB1ファイルを設定する方法、B1サイズのポスターの郵送などを分かりやすく図解します。

B1サイズの大きさはどのくらい?

「B1」も含めて、「B」が頭につくサイズ表記の紙はB判の規格で、これは「A4」を含むA判とは異なるグループです。
日本で「B1」と言えば日本独自の規格「B1 JIS(日本工業規格)」ですが、もう一つ、世界標準規格の「B1 ISO(国際標準化機構)」というサイズがあり、日本版より少し小さめです。

紙のサイズ(A判・B判の規格)についての詳細は以下の記事をご覧下さい。大きさの一覧、B判についても解説しています。

紙のサイズ|A判・B判の規格と大きさ一覧
紙のサイズには国際標準規格のA判(A3・A4・A5…)とJISが定めた日本独自規格のB判(B4・B5…)があり、どちらも縦横の比率が1:√2(ルート2)となる「白銀比」です。A判・B判の用紙サイズ・特徴・使い途などをまとめています

B判は「B0」が最大で「B1」「B2」と続きます。B1」は「B0」の半分のサイズで、「B2」の2倍のサイズです。
用紙サイズのJIS規格B判

コピー用紙で日常的に使用する「B4」サイズが8枚で丁度「B1」の大きさになります。
「B4」サイズが8枚で「B1」の大きさ
また、「B5」サイズが16枚で丁度「B1」の大きさになります。
「B5」サイズが16枚で「B1」の大きさ

B1サイズとA1、B2サイズの比較

「A判」と「B判」の大きさの違いは同じ番号「1」同士で比較するとよく分かります。
下は「A1」サイズと「B1」サイズを重ねて比較した図です。「B1」のハーフサイズの「B2」も置いてあります。
B1サイズとA1、B2サイズの比較
「A1」は「B2」より一回りほど大きいですが、この2つはかなり近いサイズです。「B1」は「A1」より二回り以上大きいサイズです。
戸外に貼り出すポスターサイズにはA1とB1が多く採用されますが、インパクトという点ではかなり差があります。視線を引きつけるポスターやパネル、看板を作成したい時は事情が許す限り「B1」サイズを選ぶべきかもしれません。

B1用紙のサイズ感は?

B1用紙のサイズ感の目安にするとすれば、駅の構内や映画館、ショップの前などで見かける立て看板・ポスター・パネルですね。これらは大概A1サイズかB1サイズになります。
また、4歳児の平均身長がほぼB1サイズの長辺に相当します。
B1サイズは屋外の看板やポスター、B1長辺は4歳児の平均身長

B1用紙のサイズ縦横の大きさは何cm?

B1の短辺は72.8cm(728mm)
B1の長辺は103.0cm(1030mm)

B1のサイズ縦横の大きさ(cm)

B1の縦横の比率

B1の縦横比は1:√2(ルート2)

B1の縦横の比率
√2(ルート2)は「1.41421356(ひとよひとよにひとみごろ)」の語呂合わせで覚えましたね。
この比率は「白銀比」と呼ばれ、半分にしても縦横比が変わりません。寸法に無駄がなく、安定感があり、人の目にとても均整の取れた長方形と映ります。他のB判の紙も全て「白銀比」です。

B1用紙のサイズ縦横の大きさは何インチ?

B1の短辺は28.661in(インチ)
B1の長辺は40.551in(インチ)
B1の対角線は49.646in(インチ)

「インチ」という単位は日本では採用されていないため、あまり馴染みがありませんが、イギリス・アメリカではインチ換算が主流です。
因みに、1インチ≒2.54センチ 1センチ≒0.393インチ となります。

B1サイズの画像・ファイルの解像度

パソコンでB1のファイルを作成するとき、特に画像を扱う際には出力・印刷を考慮して解像度を適正に設定する必要があります。

B1の解像度とpx(ピクセル)値

解像度とは「dpi(ディーピーアイ)dot per inch(dot/inch)」を単位とする、画像のキメ細かさの数値です。

ppi(ピーピーアイ)pixel per inch(pixel/inch)」も同等の意味で用いられ、デジタル画像の解像度は本来ならppiで表記するのが正解です。ただ、「dpi」という単位の方が浸透しており、dpiとppiを厳密に分けて扱うとこんがらがるので一般的には300dpi=300ppi相当という解釈でOKだと思います。

画像は細かい格子状か小さな点描で表現されており、その最小の四角い点が「1画素=1px(ピクセル)」で、最小の丸い点が「1dot(ドット)」です。解像度とは、1インチの中にpx(ピクセル)またはdot(ドット)がどれだけあるかを表した数値で、解像度が高くなれば画像の鮮明度が上がり、低くなれば画質が荒くなります。
解像度が高くなれば画像の鮮明度が上がり、低くなれば画質が荒くなる

画質が良くなると言っても、いたずらに解像度を上げればデータが重くなるだけです。例えば、写真データが重いと、Photoshopなどでの作業効率が悪くなります。
また、人間が目視で認識できる画質には限界があり、家庭用のプリンターでは解像度300dpiでも600dpiでも印刷結果に差はありません。

画像の印刷に適したB1サイズの解像度(ピクセル)

※単位はdpiで統一しています。

  • 【300dpi】
    家庭用プリンターの標準解像度、印刷サービスで推奨される最低解像度
    B1の短辺:8598px B1の長辺:12165px
  • 【350dpi】
    印刷サービスで推奨される標準解像度
    B1の短辺:10031px B1の長辺:14192px

B1サイズの設定

主なアプリケーションソフトでB1のファイルを設定する方法です。

Excel(エクセル)/Word(ワード)での設定

ExcelでB1サイズを設定するためにはB1対応のプリンターと接続されている必要があります。Wordでは558.7mm以上のファイル設定はできませんので、B1サイズの指定は不可能です。

印刷会社にデータを入稿する場合はB4サイズでデータを作り、依頼先でB1サイズに拡大印刷してもらいましょう。B1が出力できる機種ならB4サイズのWordデータからB1サイズにスムーズに拡大印刷できるプラグインが装備されていると思います。

Powerpoint(パワーポイント)でB1サイズを設定する

  • Powerpoint(パワーポイント)を起動し、プレゼンテーションを開きます。
  • 「デザイン」タブに切り替え、「ユーザー設定」グループの「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックします。
    Powerpoint(パワーポイント)→デザイン→ユーザー設定→スライドのサイズ→ユーザー設定のスライドのサイズをクリック
  • 「スライドのサイズ」ダイアログボックスが開きます。「スライドのサイズ指定」一番下の「ユーザー設定」をクリックします。
    スライドサイズの設定リストの「ユーザー設定」を選択
  • 幅と高さのサイズを数値で指定します。B1の場合は「103.0cm」「72.8cm」です。
    PowerpointでB1の幅と高さのサイズを数値で指定
  • スライドサイズのコンテンツを「最大化」するか「サイズに合わせて調整」するかを選択する画面が開きます。どちらかを選んでクリック。
    スライドサイズのコンテンツを「最大化」するか「サイズに合わせて調整」するかを選択する画面
  • スライドのサイズがB1に設定されます。

Photoshop(フォトショップ)/Illustrator(イラストレーター)でB1サイズを設定する

  • Photoshop(フォトショップ)/Illustrator(イラストレーター)を起動すると初期画面が開きます。
  • プリセットのリストには「B1」はないので、初期画面右端の「プリセットの詳細」でB1サイズの幅と高さの数値(728mm、1030mm)を指定します。
    「プリセットの詳細」でB1サイズの幅と高さの数値(728mm、1030mm)を指定
  • 「作成」ボタンをクリックします。
  • B1サイズのファイルが作成されます。

B1サイズの郵送

B1サイズのポスターや地図を丸めて定形・定形外で郵送することはできません。
郵便局で売られているポスター用の三角ケースは長さが64.5cmなのでB1サイズは入りません。

市販されているポスターケースに入れて「ゆうパック」で送るなら、郵便料金は1500円前後になると思います。宅配便に依頼すれば料金は2000円前後になるでしょう。

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