複数のセルや指定のセル範囲を選択する操作いろいろ

複数のセルや指定のセル範囲を選択する操作いろいろ

いろいろな選択範囲を指定する操作です。複数のセルや離れた場所にあるセルをマウスで選択する、全セルや特定のセル範囲をキーボードで選択する方法。便利なショートカットキーなど。

全セル・特定の行/列の選択

全セルの選択
シート内の全セルを選択するには、列と行の交差点にある斜めの三角をクリックします。
列と行の交差点にある斜めの三角をクリック
全てのセルが一括で選択されました。
全てのセルが選択された
※全セルを選択するのはショートカットキーの「Ctrl+A」でもできます。どちらも簡単な操作なので、慣れてる方を使うといいですね。

列の選択

選択したい列のアルファベットにポイント(マウスを近づける)して、背景色が変わり、ポインタの形が小さな黒い↓矢印になったら、クリックします。
列のアルファベットをクリック
C列の全セルが選択されました。
列全体が選択された
※特定の列のどれか一つのセルを選択して「Ctrl+Space(空白)」でも列全体が選択できます。

行の選択

選択したい行番号にポイントして、背景色が変わり、ポインタの形が小さな黒い→矢印になったら、クリックします。
行番号をクリック
3行の全セルが選択されました。
行全体が選択された
※特定の行のどれか一つのセルを選択して「Shift+Space(空白)」でも行全体が選択できます。

全セル選択して、見出し(列・行)だけ解除する

見出しの入った列、または行だけ選択を解除したいこともあると思います。
前述した操作(斜め三角をクリック)で全セルを選択したら、列のアルファベット「A」をCtrlキーを押しながらクリック。A列だけ選択範囲から外れます。
選択範囲から外したい列の番号をCtrlキーを押しながらクリック
行も、行番号「1」をCtrlキーを押しながらクリックして、1行目だけを選択範囲から外します。
選択範囲から外したい行の番号をCtrlキーを押しながらクリック
行と列の両方の見出しの選択を解除する場合は、後に除外する方をCtrlキーを押しながら2度クリックします。
列と行を選択範囲から外すには、後に外す方の番号を2度クリック

同様に、選択列(または行)から特定のセルを除外する場合も、当該セルをCtrlキーを押しながらクリックします。複数のセルでも、そのまま同じ操作を繰り返せばOK。
選択範囲から特定のセルを外す時はCtrlキーを押しながらクリック

キーボードで選択

通常、セル範囲を選択する時は、ドラッグしますね。
ドラッグでセル範囲を選択
比較的狭い範囲を選択するなら、この方法だけでいいと思いますが、選択する範囲が広くなると手間です。
そんな時のために、キーボードを使った選択操作を覚えておくと役立ちます。

まず、起点となるセル(この場合はB2)をクリックし、
起点となるセルをクリック
Shiftキーを押しながら、終点となるセル(この場合はE8)をクリックします。
終点となるセルをクリック
※上記例の起点終点セルは逆でも同じです。起点セルは四隅(B2・E2・B8・E8)ならどれでもOK。起点にしたセルの対角にあるセルが終点で、Shift+クリック。

この方法だと、スクロールするような広範囲の選択でも簡単です。
広範囲の選択

ショートカットキーで選択

キーボードの↑←↓→で範囲を拡張

起点となるセルを選択し、Shiftキーを押しながらキーボードの↓→を叩いて選択範囲を広げていきます。↑←で戻ればその分の選択範囲が取り消されます。
Shift+キーボードの↑←↓→で範囲を拡張
複数選択された範囲の拡張も、この操作でできます。
複数の選択範囲の拡張

スペースキーで入力されているセル範囲を選択

シート上の入力された範囲を全て選択するショートカットキーです。
範囲内のどれか一つのセルを選択します。
入力された範囲内のどれか一つのセルを選択
Shiftキー+Ctrlキー+スペースキーを押すと、表の全てのセルが選択されます。
Shiftキー+Ctrlキー+スペースキーで入力された範囲が全て選択される

離れた場所にある複数のセルを選択

下図のように「B3~B9」と「D4~D7」の離れた二つの範囲を選択してみましょう。
離れた二つの範囲

Ctrlキー押しで別範囲を選択に加算

まずは普通に「B3~B9」を選択。次にCtrlキーを押しながら「D4~D7」をドラッグして選択します。
Ctrlキーを押しながら離れた範囲を選択
Ctrlキーを押しながら選択操作を行えば、どんなイレギュラーな位置のセルでも選択範囲に含めることができます。例えば↓こんな感じ。
イレギュラーな位置の複数のセルを選択範囲に含める

Excelセル操作

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