ワード使いこなしの基礎と応用


Wordで画像・図形・テキストボックスなどを回転させる、反転させるのはとても簡単!

「回転」や「反転」は画像編集の基本的な操作の一つです。

Wordの回転と反転はとても簡単。手作業で視覚的に自由に回転させるのも、正確に数値を指定して回転させるのも、反転させてオシャレなミラー効果を表現するのも容易。

目次


画像を見ながら好きな角度に回転させる

この操作は2010・2013共に同じです。

画像・図形・テキストボックスなどのオブジェクトをWordに配置するとその周囲に、編集のガイドになる四角形の枠線と、4辺と4角それぞれに操作の起点となる○や□の節が表示されます。
オブジェクトの編集用囲み枠
←こんな感じ。

これは2013ですが、2010もほぼ同じ。

オブジェクトを回転させる時は、上辺中央に突き出た丸いアンテナみたいな突起(回転ハンドル)から操作します。

マウスポインタをこの回転ハンドルに近づけると、下図の下側画像のような回転マークが出現するので、すかさずクリックし、マウスボタンを押したままで回転させたい方向へドラッグします。
回転ハンドルと回転マークオブジェクトが回転を始めると、このマークは形を変えます。
例えば↓星形の図形+目と口(=テキスト)のオブジェクトを回転させると…
星の図形を回転自分で「こんな感じかな?」っていう角度になったら、マウスボタンを放せばOK。
修正したければ、また回転ハンドルにポイントしてドラッグするだけです。
回転後の図形
挿入したイラストも操作は同じ。(このクマはイラスト無料DDBANKからダウンロード
イラストを回転回転後のイラスト
テキストボックスに入力したテキストも。
テキストボックスの回転回転後のテキストボックス
ほんのちょっと傾けるだけでも動きやニュアンスが加味されて、オブジェクトが生き生きとしてくるのがわかる時があありますね。簡単な操作ですが、デザインによっては思う以上の効果が得られるかもしれません。
回転させたオブジェクトのサンプル

正確な数値を指定して回転させる

あらかじめ回転させる角度が決まってる場合のやり方です。

  1. 回転ハンドルにポイントしてドラッグする時に、Shiftキーを押しながら操作すると正確に15度ずつ回転させることができます。15度の倍数で回転させる時には便利です。
  2. 図形やテキストボックスなどWordで描画したオブジェクトの場合は「描画ツール」ー「書式」タブをクリック。
    外部から取り込んだイラストのような画像・図の場合は「図ツール」-「書式」タブをクリック。
    「配置」グループにある「回転」コマンドボタンをクリックしてプルダウンメニューの「右へ90度回転」「左へ90度回転」を選ぶことができます。
  3. 更に細かく角度を指定する場合は「レイアウト」ダイアログボックスを開いて数値を入力します。
    ダイアログボックスを開くには、「描画ツール」(「図ツール」)ー「書式」タブのリボン左端「サイズ」グループの右下隅にある小さな矢印をクリック。
    または、「描画ツール」ー「書式」タブのリボン「配置」グループにある「回転」コマンドボタンをクリックしてプルダウンメニューの「その他の回転オプション」をクリックします。
    オプションを表示
    「レイアウト」ダイアログボックスが開いたら、「サイズ」タブの「回転」⇒「回転角度」に数値を入力します。
    レイアウトのダイアログボックス

上下左右に反転 ただ、テキストボックスの反転だけは…

反転も、「描画ツール」(または「図ツール」)ー「書式」タブ「配置」グループにある「回転」コマンドボタンをクリックしてプルダウンメニューから「上下反転」「左右反転」を選べばいいわけですが・・・
回転メニューから「上下左右反転」
「上下反転」はどのオブジェクトもすんなり適用されます。
上下反転された図形上下反転されたイラスト
これは男の子のイラストをコピーして「左右反転」させたサンプル。
左右反転されたイラスト
でも、テキストボックスだけは「左右反転」できません。「上下反転」「鏡面反転」にするのも無理。よりわかりやすいように、テキストボックスの塗りをグラデーションにしたオブジェクトで操作してみましょう。
テキストボックスの元データ
このテキストボックス↑が元データ。
テキストボックスの上下反転
テキストボックスのまま「上下反転」すると↑こうなります。
テキストボックスの左右反転
テキストボックスのまま「左右反転」すると、図形のグラデーションは反転しますが、文字は反転しません。

テキストを左右反転させるには、「図」に変換する必要があるのです。

テキストボックスの上で右クリック、表示されたコンテキストメニューの「コピー」をクリックします。(切り取りでもいいですが、テキストとして修正したくなるかもしれないので、元データはキープしておいた方がいいでしょう)
次にファイルの任意の場所で右クリック、「貼り付けのオプション」「図」として貼り付けます。
テキストボックスをコピー図として貼り付け
※この操作は「ホーム」タブの左端「クリップボード」からも行えます。ホームのクリップボード
「図」として貼り付けられたテキストオブジェクトは「左右反転」できました。
図に変換したテキストの左右反転

ミラー効果をつける

上記で「コピー」⇒「図として貼り付け」したオブジェクトを「上下反転」すると「鏡面(ミラー)反転」になります。
図に変換したテキストのミラー反転
これを利用して映り込みを作ることもできます。
映り込み作成
コピーして上下反転させたオブジェクトを元データの背面に移動させ、「図の書式設定」「効果」「ぼかし」を適用、「図」⇒「図の修正」で「明るさ」を上げて「鮮明度」と「コントラスト」を下げました。

もっとも、映り込み自体は「文字の効果」「反射」を適用すれば手間なしで作ることができます。
反射効果で映り込み適用
テキストボックスを選択して右クリックしてメニューから「図形の書式設定」をクリックしてダイアログボックスを表示させ、「文字のオプション」⇒「効果」⇒「反射」からスタイルを選ぶか、数値を入力すれば上図のような映り込みが即できます。
(一応、下に数値も掲載しておきました)
反射の書式設定

Officeで作れるもの