ワード使いこなしの基礎と応用


はがき文面印刷ウィザードで年賀状を作る

Wordの差し込み印刷には年賀はがきの文面を作成するプロセスをナビしてくれる「はがき文面印刷ウィザード」があります。定型的なレイアウトなら即完成。自分でオリジナルな年賀状をデザインしたい場合でも、配置のガイドとして作業の足がかりになりますし、基礎となる挨拶文や差出人住所氏名のテキストボックスが自動で一括挿入されるので手間が省けます。
※下の画像をクリックで拡大表示
年賀状サンプル1 年賀状サンプル2

ウィザードを起動するには、「差し込み文書」タブのリボン左端にある「はがき印刷▼」から「文面の作成」をクリックします。
文面の作成コマンド
はがき文面印刷ウィザード」の最初の画面が開いたら、「次へ」。次の画面で、文面の種類を「年賀状」にして「次へ」。
はがき文面印刷ウィザードの最初の画面と次の画面
レイアウトの選択画面が開いたら、「表示するレイアウトのタイプ」を「すべて」にしてレイアウトのサムネイル画像を適当に選んで下さい。選択のポイントは「テキストの向き」くらい。「次へ」。
はがき文面印刷ウィザードのレイアウトの選択
題字を選択。賀詞とか祝詞とか呼ばれる部分ですね。この中から好きな感じのを選んでもいいし、自分で入力した文字列に効果の適用で飾り付けてもいいと思います。自分で作るのも簡単にできますよ。「次へ」。
はがき文面印刷ウィザードで題字の選択
挿絵のイラストを選びます。その年の干支動物のイラストが並んでいると思いますので、気に入ったものがあれば選択。ここではとりあえず「(なし)」にして、「次へ」。
はがき文面印刷ウィザードで干支イラストの選定
あいさつ文の選定です。一般用、ビジネス用のメッセージがいろいろあります。「年号」を挨拶文の末尾に置きたいなら、ドロップダウンリストから選べます。「次へ」。
はがき文面印刷ウィザードであいさつ文の選定
差出人の住所氏名を宛名面でなく、文面の方に載せたい場合はここに入力します。
はがき文面印刷ウィザードで差出人住所氏名の入力
次へ」を押すと最終画面になります。
はがき文面印刷ウィザード最終画面
ウィザードで指定した題字、イラスト、あいさつ文の変更は「はがき文面印刷」タブの「デザインの変更」コマンドでできますよ、っていうアドバイスが書いてあります。

ここですね。
デザインの変更コマンド
試しに開いてみると、
デザインの変更ダイアログ
3つのタブに分かれた「デザインの変更」ダイアログが表示され、各オブジェクトの置き替えや追加ができるようになっています。

ウィザードを完了すると、選んだレイアウトに則した文面がプレビューされます。プリンターの印刷可能領域を考慮した余白が設定されていますが、最近のほとんどの機種ではフチなし印刷機能が付いているので余白は全て0mmにしておいた方が空間を広く使えて作業し易いと思います。余白を変更するとレイアウトが多少乱れますが、どのみち動かすので問題無し。余白の設定は、▶はがき文書の基本設定→余白の設定方法へ。

ここで、「オブジェクトの選択と表示」を開いておきます。
オブジェクトの選択と表示
項目を一つ一つクリックしてみると分かりますが、「Logo」は挿入した賀詞イラスト、「Info」は電話番号、「Name」は差出人氏名、「Address」は住所、「Zip」は郵便番号、「Greet」は挨拶文のテキストボックスです。干支のイラストを選択していれば「Illust」という項目が追加されていたはずです。

※ 英字のオブジェクト名が付いた5つのテキストボックスは、ウィザードで挨拶文を「(なし)」にして、「差出人を印刷する」のチェックを外しても、空のまま文書に挿入されます。自分の好きなメッセージを入力するためにテキストボックスを挿入する必要はありません。どのボックスでも選択して拡大縮小し、賀詞・年号・挨拶文等を入力するボックスに代用することができます。

スポンサーリンク

それぞれのオブジェクト項目をクリックして選択し、適正な位置に移動させます。(ボックスを動かす時は枠線をポイントしてカーソルが矢印付きの十字型になった状態でドラッグ)好みに応じてフォントを変更し、フォントサイズも適宜調整しておきます。連名を追加したら、字間調整か文字の均等割り付けで文字幅を揃えておきましょう。

挨拶文は最初のセンテンスの末尾にカーソルを置いて、「ホーム」タブ「段落」の「行間」コマンドから「段落後に間隔を追加」をクリックして間を広げます。
段落後にスペースを追加
センテンスの切りの良いところで改行。下図のように整いました。
レイアウトが整った
中央の空いたスペースに写真を挿入してみましょう。使う写真はなるべく解像度の高いものにしましょう。サイズは大き過ぎで大丈夫。小さすぎは問題ありです。ぼやけるので。

挿入」タブ「」グループにある「画像」ボタンをクリック。写真画像の保存場所に行って挿入ボタンを押します。
写真画像の挿入
写真が挿入されたら、位置を中央にしておきます。
位置を中央にする
バランスを見ながら拡大縮小し、位置も微調整します。これだけだと芸がないので、写真に効果を付けましょう。

写真が選択された状態で、「図ツールー書式」タブの「図のスタイル」から好みのものを選びます。ここでは「角丸四角形 反射付き」にしてみました。
写真に図のスタイルを適用
更に、「図のスタイル」の右隣にある「図の効果」から「面取り」を適用、オプションで質感も明るめにしておきました。ここらへんはお好みで、色々試して下さい。
更に面取りを適用
写真と協調させるように賀詞のイラストにも面取りを適用して完成です。
賀詞イラストに効果を適用
ちょっと寂しいので、無料の年賀状イラストを2つ配置してみました。
無料の年賀状イラストを配置
こちらは家族写真を使った作成サンプル。
家族写真を使った年賀状サンプル
上の2つの年賀状のWord文書は無料ダウンロードできます。写真は添付されません。代用のオブジェクトが配置されています。扇・破魔矢・門松のイラストは無料でご使用いただけます(但し、再配布・二次利用は禁止)。住所氏名等はご自分の情報に置換えて入力して下さい。

アイコンをクリックすればダウンロードが開始されます
扇・破魔矢イラスト付き 門松のイラスト付き
年賀状のダウンロード1  年賀状のダウンロード2

※この文書はWord2016で作成されたものです。下位のバージョンで開くと、テキストボックスの位置が変わったり、図に適用した効果が省かれる可能性があります。

※ファイルを開いた直後、「保護ビュー」と題した黄色い帯状の注意メッセージが表示されたら、右端にある「編集を有効にする」をクリックして下さい。

▶ 年賀状の作り方(全プロセス)

Officeで作れるもの