ワード使いこなしの基礎と応用


ページ番号を文書の途中からセクションごとに振る

レポートなどの長文の文書は幾つかの「主題」に分けて作成することが多いと思います。その際「主題1」に属するページが5ページあったら「1」~「5」とページ番号を付け、「主題2」「主題3」…も同様に「1」から番号を振っていく方法を図解します。文書の途中からセクションごとに区切ってページ番号を付けていくわけです。

目次


前提となるセクション分け

▶ページごとにヘッダー・フッターを変えるセクションの活用法という記事で文書を3つの主題でセクション分けし、それぞれに異なるヘッダー・フッターを表示させる設定を図解しました。今回はその記事の続編になりますので、セクション区切りとヘッダーの編集までは上記の記事を読んで下さい。
セクションごとのヘッダー・フッターのサンプル
このサンプルでは「セクション1」の主題が「Excel」、「セクション2」の主題が「Word」「セクション3」の主題が「PowerPointという設定です。

さて、文書のセクション分けが完了した(またはその手順を理解した)という前提で、ここからは下図のように各セクションのフッターにページ番号を入れていくことにします。
ページ番号の挿入サンプル

途中からページ番号を振る

挿入」タブをクリック。
挿入タブをクリック
「ヘッダーとフッター」グループの「ページ番号▼」⇒「ページの下部▶」からリストを展開させて、表示タイプを選びます。ここでは下へスクロールさせて「太字の番号3」を選びました。
ページ番号をフッターに挿入


※ここからフッターのカスタマイズについて書いていますが、不要なら飛ばして本題の続きへ進んで下さい。

フッターの右端にページ番号の原型が表示されたら、フォントの色やサイズを見栄えよく修正しておきましょう。
表示されたページ番号
ここでは下図のようにページの総数のところを主題名に置き換えて、フォントサイズを大きくしてみましたが、ここらへんはお好みで。
総数のところを主題名に置き換えて、フォントサイズを大きくしたページ番号
▶ページごとにヘッダー・フッターを変えるセクションの活用法でヘッダーの背景に図形を挿入して主題ごとに色を変えましたので、フッターも同じにします。

ヘッダーの図形をコピーしてフッターにペースト、フッター領域に合わせて縮小。もしページ番号が下に隠れちゃったら「描画ツール-書式」の「配置」グループにある「背面へ移動」⇒「テキストの背面へ移動」をクリック。
図形をテキストの背面へ移動
フォントの色を白に変えて、位置を修正したい時は「ヘッダー/フッターツール」ー「デザイン」の「下からのフッター位置」の数値を変えます。(背景の図形が下へずれたらドラッグで修正)
下からのフッター位置を修正
こんな感じ↓でセクション1のフッターが出来上がりました。
セクション1のフッター


セクション1のフッターの編集が完了したら、「ヘッダー/フッターツール」ー「デザイン」の「ナビゲーション」にある「次へ」ボタンをクリック。
header-area-2
セクション1の最終ページまではそのまま素通りして、セクション2の最初のページにきたら、「ナビゲーション」の「次へ」ボタンの下にある「前と同じヘッダー/フッター」がオンになっているのに注目して下さい。
前と同じヘッダー/フッターを解除
ここをクリックして解除します。フッターの「前と同じ」という表示が、
「前と同じ」という表示があるフッター
消えたことを確認して下さい。

これでセクション1からの継続を断てたので、セクション2のフッターを編集できる状態になりました。

背景の長方形をクリック ⇒ 右クリックでミニツールバーを表示 ⇒ 塗りつぶしクリック ⇒ パレットから図形の色を変更し、主題名を書き換えましたが、肝心のページ番号は「4」。
ページ番号は「4」になっている
「Word」での「1ページ目」にしたいので、「4」を「1」に修正します。

「ヘッダー/フッターツール」ー「デザイン」の「ページ番号▼」から「ページ番号の書式設定」をクリック。
ページ番号の書式設定をクリック
ページ番号の書式」ダイアログボックスが開いたら、「連続番号」の「開始番号」ラジオボタンをオンにして「1」にします。
「連続番号」の「開始番号」を1に設定
「OK」すれば、セクション2のページ番号が「1」に修正されます。
セクション2のページ番号が「1」に修正

※ヘッダーの編集が完了している場合は「前と同じヘッダー/フッター」は既に解除されているので、最初に「次へ」ボタンを押した時点で「セクション2」のフッターに移動しますから、そのまま編集すればOKです。

セクション3も同様に編集し、セクションごとにページ番号が設定されました。後はセクション内でページを増やせば自動でページ番号が振られていくことになります。

【セクション1】
セクション1のページ番号
【セクション2】
セクション2のページ番号
【セクション3】
セクション3のページ番号
特に長文の文書を扱う際にはいろいろな応用が利くでしょう。

▶ページ番号を自動で振る基本的な設定方法
▶ページごとにヘッダー・フッターを変えるセクションの活用法
▶ヘッダーとフッターを正しく活用して上級文書を作る
▶レイアウトの自由度を爆上げするセクションの活用法

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