Excel使いこなしの基礎と応用


少数点を丸める・百円単位や千円単位に揃えるROUND関数の使い方

小数点以下を切り捨てたい、四捨五入したい、切り上げたい。そんな時はROUND関数の出番です。ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWNを適切に使い分けましょう。

目次


使用例1:消費税の小数点以下を四捨五入する

売上金額に加算する消費税の小数点以下を四捨五入します。
消費税額の小数点以下を四捨五入するサンプル表
消費税の計算式は「小計のセル番地×8% ⇒ F9*8%」です。この式をROUND関数式の中に入れて何桁目を丸めるかを数値で指定すればいいのです。

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消費税額の入るセル(例ではF10)を選択して、「数式」タブ「関数ライブラリ」の「数学/三角▼」のリストを下へスクロールして「ROUND」をクリックします。
関数ライブラリの数学/三角リストからROUNDをクリック
「関数の引数」ダイアログボックスが開きます。
最初の引数「数値」に消費税の計算式「小計のセル番地×8% ⇒ F9*8%」を入れます(=は無し)
ROUNDの関数の引数ダイアログボックスで数値に消費税の計算式挿入

次の引数「桁数」に入れる数値は、「何桁目を丸めるか」の指定です。

金額であれば、1円単位が「」、10円単位にしたいなら「-1」、100円単位なら「-2」になります。消費税額の小数点以下を無くしたいなら「0」、小数点1位まで出したければ「1」、小数点2位なら「2」を指定します。
下に対応表がありますが、「123」にしたいなら「0」を指定、「120」にしたいなら「-1」を指定、「123.5」にしたいなら「1」を指定するということですね。
丸める桁数の対応数値
この例では、小数点以下を四捨五入したいわけですから「0」を指定します。
ダイアログボックスの桁数に0を入力

数式バーに直接入力するなら「=ROUND(F10*8%,0)」となります。
丸めます(小計に8%掛けた数値を、整数一桁目で」という意味ですね。
消費税額が四捨五入された
小数点以下を切り捨てたいなら、「ROUND」を「ROUNDDOWN」に、切り上げたいなら「ROUNDUP」に替えればいいだけです。


使用例2:円単位で作った表を千円単位に変える

収支を見比べたりする場合、桁数の多い金額が1円単位で並んでいると表としてはかなり見づらくなるので、千円単位の大まかな数値で作表することも多いと思います。

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この例では、ROUNDDOWN関数を使って円単位の数値を千円単位で切り捨てて表を作り変えてみることにします。
円単位で作った売上表
同じ表組をコピペで別個に用意します。
円単位の表と同じ表組みを作成

金額の入る最初のセルをクリックして選択し、「数式」タブ「関数ライブラリ」の「数学/三角▼」からドロップダウンリストを表示させて、「ROUNDDOWN」をクリック。
数式タブ関数ライブラリの数学/三角リストからROUNDDOWNをクリック

「関数の引数」ダイアログボックスが開いたら、「数値」に元表の対応するセル番地(例では軽食の4月売上のセルでD4)を入力。「桁数」に「-3」を入れます。
ダイアログボックスに対応するセル番地と桁数-3を入力
これで「OK」を押すと、確かに端数が切り捨てられて「1,800,000」と表示されるんですが、この例では「1,800(千円)」にしたいので、「数値」の「D4」を「D4/1000」に変えます。これで「桁数」が「-3」のままだと「1000」になっちゃうんで、「桁数」も「0」に変えます。
数値に対応セルを1000で割る式を入れ、桁数に0を入れる
これで「OK」すると、
千円単位の数値になった
千円単位になりました。式は「=ROUNDDOWN(D4/1000,0)
丸めて切り捨てます(18,000,000を1000で割った数値を、整数一桁目で
最初の引数「D4」「-3」の式に数式バーで「/1000」を足しても同じこと「=ROUNDDOWN(D4,-3)/1000」なんですが、二度手間になっちゃうのがちょっとたるいかな…と。
千円単位の表が完成
あとはオートフィルコピーとSUM関数で仕上がりです。

▶基本的な表の作り方

Officeで作れるもの