Excel使いこなしの基礎と応用


OFFSET関数の基本を知る

OFFSET(オフセット)には基準点から指定された距離を移動するという意味合いがあります。OFFSET関数は基準となるセル範囲から指定した列数・行数を移動したセル範囲を返します。

OFFSET関数の使用例
上図はサンプル例です。=OFFSET(A1,3,2)という数式をA8セルに入れてみると、「太陽」が返りました。「基準のA1セルから行数を下に移動し、列数を右に移動したセルを参照」したということです。

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ここはダイアログを開いて、引数を一つずつ解説していった方がいいでしょう。

数式」タブの「関数ライブラリ」⇨「検索/行列▼」から一覧を表示させて「OFFSET」をクリック。
数式タブ検索/行列からOFFSETをクリック
ダイアログボックスが開きます。
OFFSETのダイアログボックス

引数①基準となるセルまたはセル範囲です。上記の例ではA1セルですね。

引数②上下の移動距離(行数)の指定です。への移動は正数(1・2・3~)で、への移動は負数(-1・-2・-3~)で指定します。

引数③左右の移動距離(列数)の指定です。への移動は正数(1・2・3~)で、への移動は負数(-1・-2・-3~)で指定します。

引数④参照範囲の高さ(行数)の指定です。上記例で3とすれば「太陽~火星」までのセル範囲を指定したことになります。この引数は省略することができ、その場合は①の基準範囲と同じ高さを指定したと解釈されます。

引数⑤参照範囲の幅(列数)の指定です。上記例で2とすれば「太陽:木星」までのセル範囲を指定したことになります。この引数は省略することができ、その場合は①の基準範囲と同じ幅を指定したと解釈されます。

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複数のセルにまたがる参照範囲を求めた場合はエラーが返されます。OFFSETは他の関数と組み合わせて使われることが多く、参照範囲を可変させたい時などに活躍します。

▶OFFSETとCOUNTA関数の組み合わせ例:データの入力規則「リスト」の項目を追加・削除しても自動で修正されるように設定

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